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Who Is Hoshi Kazuki??

私はこれまで努力をしたことがなかった

こう書くと「金持ちの家に生まれ、たいして勉強をしなくても成績が良かった」等と勘違いをされるかもしれないですが…
けれど、全くの逆で家は金持ちでもないし成績はとても悪かった。
努力をしたことがなかったというのは、ほとんどの事に対して興味を持たなかったからだ。
勉強は好きも嫌いもなくただ興味が無かった。
スポーツ全般観るのもするのも興味がなかった。
仕事でも必死に頑張って地位を上げるということも興味なし。
そんな自分だから、学生時代は当然周りと馴染めなかった。もちろんいじめも受けた。

自分の好きなことを黙々と自分のペースで楽しむ毎日。
好きなことと言っても、それを真剣に突き詰めればそこでなにか価値の有るものになる可能性もあるが、そんなに頑張ってやるわけでもなく。
ただ淡々と楽しければ良いだけ。

そんな自分を変えたこと。

 

それが旅だったでした。
といっても、一度旅をしただけでその気持が一気に変わったわけではありません。

初めての一人旅は散々だった

英語が全く話せないのに、変な自信だけはあったから「とりあえず出入国さえ無事済めばなんとかなる」その気持で行ったロンドン。
意外となんとかなったし楽しめたけれど、英語が出来ればもっと楽しめただろう。という気持ちが残りました。
ロンドンの人々はとても親切だった。
道に迷って地図を確認していると(当時はGoogle Mapなんて無かったから紙の地図を開いていた)「どこに行きたいの?」と助けてくれる人もいた。
アビーロードへ行くと、近くのベンチに座っているおじいさんに話しかけられ、色々とビートルズの話をしてくれた。
完璧に道がわからなくなり警察官に"I'm lost. I want to go to here"と拙い英語で話しかけ地図を見せると親切に教えてくれた。
しかし、残念な事に彼らが話す英語をその時理解できなかった。
せっかく道を教えてくれても、なんとなくの方向以外わからなかったし、ビートルズの話は9割方理解できない。
わかったのは「ジョンは死んだ、そしてジョージも死んだ…」という内容。それだけ。
親切に教えてくれる警察官も、きっと「あっちの方向に歩いていって何個目の信号を渡ってから曲がって…」と一生懸命伝えてくれてたのにそれもわからず、
彼らにOK Thank youと伝えてから「全くわからなかったけどさてここからどうしよう…」と再度悩むだけだった。
それでも意外となんとかなるもんです。

旅行って、自分の国では経験しない不自由をあえて経験するためにするものだと思う。
その不自由を乗り越えていった成功経験と失敗経験の積み重ねが自信になり、自分も変われた。と思ってます。

前置きがとても長くなってしまったけど、ここからが自分の説明

自分は本当に普通の男です。
勉強も人並みに出来るか不安な位だし、スポーツは苦手。
ただ、好きなことを淡々と一人でしていたら、いつの間にか30ヶ国以上を旅行していました。
行ったこと自体は特別すごいことではないです。多少のお金と時間さえあれば誰でも出来ることだから。
ただ、私が少しだけ人と違ったのは理想を実行したということ。
実際に行動する。それが意外と難しいのだと思う。
自分は美術館と博物館が大好きです。
子供の頃から、世界中にいつか行ってみたいと思う美術館と博物館が沢山ありました。
実際に行ってみたいという強い気持ちを持ったまま成長し、運良く長期休暇を取ることが可能な会社に転職した。
そしてその憧れの場所に実際に行ってみたい。という想いと幸運が重なって今の自分に至っているんだと思います。

旅から帰り、友人や先輩後輩と話をするたびに「海外旅行(特に一人旅)は大変だ。自分には無理。そうやって行けるのが羨ましい」と言われることがあります。
その度に、海外一人旅は難しいことではない。と説明してます。
そこでこのブログを始めました。

偉大なる友人の存在

自分のたくさんの経験をシェアし、その私の経験を参考に実際に海外旅行をしてくれれば。
なぜ私がそれを始めようと思ったかというと、私自身にも参考になった人がいるからです。それは私の元同僚の女性。
彼女は容姿端麗頭脳明晰で、どちらかというとパーティーが大好きそうな感じの女性でした。
だから、彼女が新婚旅行でアフリカのサバンナを選んだことにとても違和感を覚え、そして更に驚いたのが仕事を辞めて一人で世界一周の旅に出たからです。
憧れの世界一周旅行をまさか彼女が!と驚いていたら、更に彼女はその旅の中でヨルダン・イスラエルも訪れていました。
子供の頃の「インディージョーンズ最後の聖戦」で観て、いつか絶対に行きたいと思ったペトラ遺跡。
そして子供の頃教会へ通っていた時に必ず登場するエルサレムの聖地の巡礼。
自分が憧れていた事を彼女は実行している。それがとても羨ましかった。
彼女が世界一周旅行をした頃には私はわりと旅慣れてきた時だったので、いずれはイスラエルへ行ってみたいと思っていました。

 

しかし、日本の報道においてイスラエルと言えば  「危険」 そのイメージが定着している国。 いずれ政治的にも宗教的にも落ち着いて、安全に旅行ができるようになったら行こうかな。 と思っていた時に、彼女は何の問題もなくその地を旅していた。これが驚きでした。
 
彼女にFacebookを通してイスラエルの治安の事を聞いてみると、日本での危険なイメージとは違って全く危険ではないと。
そしてその彼女の言葉を信じて自分もヨルダン・イスラエルと旅しました。
彼女の言う通り。全く危険なことはなく。むしろヨルダンでは今まで旅した他のイスラム圏よりも現地の人の優しさを感じて、大満足の旅になりました。

百聞は一見にしかず

そこで、私は実体験の口コミの重要性を感じたのです。
よく考えれば当然ですよね。みんな何を買うにしてもインターネット、特にGoogleやAmazon、YouTubeでレビューを確認してから買い物をする。旅もそれと同じ。
実際に行った人の体験談は何よりも参考になる。彼女のブログを何度も読んでそれを感じました。 だから私もこうしてHoshi-Travel.comを始めたんです。海外旅行をしてみたい。という全ての人の一歩踏み出す支えになれれば。 旅っていいもんですよ。

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